今日も生きたね

「今日も生きたね」

これはTHE NOVEMBERSの新譜。
今日、SoundCloudののべんばオフィシャルページでフリーダウンロードできる。
三時間限定。23時～26時だったかな。
(この記事を公開した時点では、もう企画は終わっています。
すみません。)

詳しくはのべんばの公式HPや公式ツイッターアカウント見たら分かります。

それは、ググるなりなんなりしてもらえば良くて、こうして記事を書いてるのは、
歌詞について書きたいことがあったから。

ぼんやりと、「食欲」と言うのが人間の本能でなかったら、
人間はもっと簡単に死ぬんだろうと思いました。

こう、本能じゃない欲、、、まあそのままか。
〇〇がなくても死にゃあしない。とかよく言いますけど、
ほんとに、食べなかったら死ぬもんね。
ただ、餓死って言うのは、めちゃくちゃ時間がかかる、と聞いたことがある。

選択できるような欲だったら、多分、食べないことを選んで死ぬ人は
もっと多いのではないだろうか。

死んでやる!と思って、何日か食べないと、ほんとに、
食欲ってあらがえないんだな、
と思います。
あれに打ち勝つのは無理ではないだろうか。(結局食べてしまって生き続けるのは別に
「負け」ではないと思います)

この、食欲って言うのは、、、
BUMPOFCHICKENの「Smile」って言う曲があるんですけれども。
「お腹が減る事」って歌詞がある。

この曲は東日本大震災の復興支援の曲なんですけれど、、

藤原さんがどういう意図でこの歌詞を書いたか、知らないのだけど、
「ああこの人もこういう感覚の持ち主なのか」と初めて聞いたとき思いました。
もちろん、勝手に沸いている親近感です。

こういう感覚と言うのは、、、

具体的に書いてしまうと、とにかく喧嘩が絶えなかった(現在進行形)家庭なので、
パターン1 父と母の喧嘩
パターン2 母と父と祖母3人の喧嘩
パターン3 母と祖母の喧嘩

主に大人によって繰り広げられるもの。

あとは、私、妹が居るんですけれど、姉妹揃って大人に怒られるか、どちらかが怒られるか。

まあ、喧嘩と言うより、もめるって言うか。
話し合い、言い合い、のようなものです。

大体夜始まるんです。
夕食の流れからそのまま行くことが多かったように思います。
で、割と早くに夕食になる家庭だったんですけど(なんか誰の所為でもなく、
自然災害的に夕食の開始時間が遅くなると、全員が罪悪感を持つような
家庭なんですよ、この感覚なかなか伝わり辛いと思いますが)

で、とにかく、終わったにしても終わらないにしても、気付いたら深夜なんです。
お腹が空いてる。怒鳴るし、泣き叫ぶし、場合によっては物が飛んだり壊れたりするので、
あと、掴み合いとか、だから、体力を消耗するんです。だから、お腹が空く。
で、またそれに対して罪悪感が芽生える。
なんでこんな状況でお腹が空いてるんだ!?みたいな。
大体責める側にいることはほとんどなくて、責められる側だから、肩身が狭いというか。

あとは、やっぱり、人が精神的に調子が悪かったり、
不機嫌とかで、「今日はご飯いらない」みたいなことって
よくあるじゃないですか。

多分、普通に食欲があるって言うことは、自分の中で色々思うことがある議題なんです。
お腹空いたな、と思うことに対して、何も思わないこと。
こうやって食べるから死ねないんだよ、と思いながら食べる時もあるし。
んー難しい。分かり易く書けない。

憶測にすぎないけど、、、、
被災した状況で、なんでお腹がすくんだろう、とか
食欲がなくて死ねた方が楽なのに、とかって人はいたんじゃないかなあって。
でも、食べる、と言うことをしないと、死ぬ。
食べるって言うのは生きることに割とダイレクトに繋がってる。
だからもちろん本能なんだけどね。

と言うようなことを思いました。
相変わらず分かり難いな。すみません。

ちなみに、毎日ごはんにありつけるだけで幸せ。とかよく言うけど、
それは、そういう状況になったから思えるのであって。
毎日ごはんが食べれることが、その現象自体が「普通」の人には、それはなかなか、
知っていても、毎回毎回思えないのです。だって、気付かない。
それは、悪いことじゃない。
ご飯が食べれることがイレギュラーな人には、ご飯が食べられるのは「普通」では
ないから、幸せ、と思うかも知れない。
ご飯が毎日食べられる人は思わない。これは、大体と言う意味で。(毎食毎食思う人も居ると思います)

優劣の話じゃない。そういう二種類の人がいるだけ。

些細なことに幸せを見つけろ、だとか。
それは、見付ける時は人それぞれだから、どうでもいいんだけどね。
幸せの定義、それこそバンプの天体観測にありますけど。
そんなものは一生かかっても分からないよ。
それに、自分の中に、確固たる「幸せの定義」があったとしても、
それは、人に強要するものではないと思います。
家族であっても、です