センチメンタル夢遊病

音楽とか、たまに映画とか。思ったことや日記。別のアカウントでもう1個別のはてなブログを書いています。

ニムロッド

先日、People In The BoxのCDを借りて来た。
「Weather Report」は前に借りたので、今回は、
「Ghost Apple」、「Family Record」、「Citizen Soul」、
「Ave Materia」、この4枚。

前から、「ニムロッド」(「Citizen Soul」に収録)と言う曲はよく聞いていて、
ニムロッド、ってどういう意味なんだろう、と検索してみた。
色々なものに「ニムロッド」と言う言葉が付いていて、自分がひっかかったのは、
旧約聖書に出てくる聖人「ニムロド」、という検索結果。
wikipediaで「ニムロッド」って入れたら出て来た。

2ch.では彼らの歌詞の解釈について語るスレッドもあるようで、
(ハイエイタスのそれより書き込んでいる人の知識が豊富、と言うか、
全体的なレベルが上な気がしたけど、)
で、またこのバンドのファンの人のブログを見ると、「聖人ニムロッドのことだそうだ」と
書いてあって、確かな情報ではないけど、聖人ニムロッド説が自分の中では有力になってきた。
聖人、となっているけど、バベルの塔の提案者だとか書いてあって、
あまり「聖人」な気はしないのだが。

自分は「あの子は木に登って」と言う歌詞から、「ザアカイ」という人物を思い出す。
これは、新約聖書に出てくる徴税人で、聖人とは程遠い。嫌な奴として出てくる。
貧しい人々から税を取るわけだからね。そんな彼がイエスキリストを木に登って見ている。
確か、その時イエスは多くの人に囲まれていて、よく見えないのだ。
ザアカイは、神の子供みたいなイエスに自分は近づく資格はない、と思っているんだけど、
イエスはザアカイにも慈悲をかける。「イエス様は、悪者とされている人も救うのです」
ということを伝える話として学んだ。
私は12年間プロテスタントの学校に通っていた。
私立の女子校にはよくある話だ。
ちなみにプロテスタントと言うのは、キリスト教
大きく二つに分けた時、聖母マリアを信仰する「カソリック」、
マリアの子供(?)一応神の子、イエスキリストを信仰する
プロテスタント」とに分けられる。
その、プロテスタント

私は神を持たない、無神論者で、どの宗教にも入っていません。
我が家には仏壇も神棚もある。

でも、全体的に、マタイとかルカとかヨハネとか歌詞に出て来て、
誰が聞いたって聖人ニムロッドだろう、て言う説に至る気がしてきた。

新約聖書に対して旧約聖書ユダヤ教でも使われているもので、キリスト教
ユダヤ教は対立しているのにね。
確か、イエスが生まれる前までの話が「旧約聖書」、それ以降が「新約聖書」に
収められている。


映画「マグノリア」を大分前に見て、全く理解できなかった。
一緒に見た妹とこの映画の話を最近したら、「予言的なシーンが怖かった」と。
そう言えば確かにあの最後にカエルが降ってくるシーンは、確か、聖書に出てくる奴だよね。
神に背いて、一週間くらい毎日何か災いが起きるんだ。
そういや今、七つの大罪って漫画が流行ってる?よく知らないけど。

すげえ宗教色強い内容になってしまった。